一包化の薬と他の薬を一緒にしたい場合

薬包に薬をつける方法

同じ薬包に薬を入れられない理由

そもそも、同じ薬なのに、なぜ一緒に一包化してくれないの?別々は面倒くさい!、と、思われる方も多いと思います。この点について、詳しく説明していきます。

いわゆる”別包(べっぽう)”するパターンは、大きく二つあります。

つまり、1:一緒にできない場合 2:一緒にしたくない場合があります。

1:一緒にできない場合の理由には、薬の性質が影響します。包装から外して、バラの状態だと吸湿性の問題などで薬の成分が不安定になり、効果を発揮できないことがあります。また、薬同士の影響(配合変化)でお互いに悪影響を及ぼし、これも効果を発揮できない場合があります。

2:一緒に入れたくない又は調整する薬の場合です。症状で言えば、眠れない。便が出ない。下痢になる。痛みが出る。などです。そのような薬は、毎日飲むかもしれないが、自己調整として別にされることがいいです。でも、別にすると飲み忘れたり、探す手間が出てきます。特に、介護者が用意する場合は、一緒の方が管理しやすいですよね。

別包の仕様状況

薬包とヒート薬剤をくっつける、手っ取り早い方法を思いつくのは”セロファンテープ”ではないでしょうか?セロファンテープなら、身近にあり、使い易いですよね。

では、もう一つ身近なホチキスはいかがですか?

ホチキスは薬包に穴が開きます。更に薬包が破れやすくなります。さらに、はがす時に、ホチキスの針が指などに刺さって、ケガをする恐れもあり、危険です。

上手に薬包にくっつける方法

両面テープで薬包に留める。これは、薬包も穴があかず、はがす時も安全ですよね。でも、一々シートの大きさに切って、貼って、裏面をはがして貼るを繰り返すのは大変ですよね。既存のシールを買うと使いやすいですが、コストもかかりますよね。

更に、手っ取り早く低コストにできる方法

それは、両面テープを使う順番を変えてみることです!では、ご紹介しましょう。

以上、一度お試しください!
ヒートの薬も工夫次第

※「一包化(いっぽうか)はどうしたらしてもらえるの?」について