ノロウイルスの汚物 安全な処理方法

 

【最新】ノロウイルスの汚物 安全な処理方法

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りぼん薬局野洲店(株式会社サンポーウェルズ)です!

秋冬に多いノロウイルスによる下痢や嘔吐(汚物)

の安全な処理方法について説明します。

 

 

ノロウイルスとは?

昭和43年(1968年)に米国のオハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者のふん便からウイルスが検出され、発見された土地の名前を冠してノーウォークウイルスと呼ばれたのです。

昭和47年(1972年)に電子顕微鏡下でその形態が明らかにされ、このウイルスがウイルスの中でも小さく、球形をしていたことから「小型球形ウイルス」の一種と考えられました。その後、非細菌性急性胃腸炎の患者からノーウォークウイルスに似た小型球形ウイルスが次々と発見されたため、一時的にノーウォークウイルスあるいはノーウォーク様ウイルス、あるいはこれらを総称して「小型球形ウイルス」と呼称していました。

ウイルスの遺伝子が詳しく調べられると、非細菌性急性胃腸炎をおこす「小型球形ウイルス」には2種類あることが分かりました。ほとんどが、ノーウォークウイルスまたはノーウォーク様ウイルスと呼ばれていたウイルスで、もう一つが札幌で発見されたサッポロウイルスまたはサッポロ様ウイルスでした。平成14年(2002年)8月、国際ウイルス分類委員会(ICTV)で、ノロウイルス属、サポウイルス属に分類することになったのです

ノロウイルスの感染者数

ノロウイルスの感染症数は、10,000人を超えていましたが、令和元年では6,899人まで減少しました。

年度 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
事件数(件) 288 399 296 416 328 293
患者数(人) 10,874 13,904 8,619 17,632 12,672 10,506
死者数(人) 0 0 0 0 0 0
年度 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年  
事件数(件) 481 354 214 256 212  
患者数(人) 14,876 11,397 8,496 8,475 6,899  
死者数(人) 0 0 0 0 0  

汚物の安全な処理方法

嘔吐物は、想像以上に広範囲に飛び散っています。

片づける人以外は、嘔吐物の近くには来ないようにしてください。

処理方法

0.1%次亜塩素酸ナトリウム液に浸したタオル等でふき取りましょう。

ふき取った後の嘔吐物などは、ビニール袋に入れて捨てましょう。

 

Q1:どうやって?

0.1%次亜塩素酸ナトリウム液を作ればいい?

 

 

A1:0.1%次亜塩素酸ナトリウム液の作り方

原液が6%の場合

原液50mlを水3ℓに入れて薄める。

 

 

Q2:手すり、ドアノブ、水道の蛇口に使う場合

濃度は1%次亜塩素酸ナトリウム液を使うの?

 

 

A2:0.02%次亜塩素酸ナトリウム液を使って下さい。

原液が6%の場合

原液10mlを水3ℓに入れて薄める。

 

 

Q3:金属部分にも

次亜塩素酸ナトリウムを使っても大丈夫?

 

A3:

金属部分にも使えますが、注意点があります。

次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させるため、

金属部分に使用した場合は 10 分程度たったら

水拭きしてください。

また、塩素ガスが発生することがあるので、

使用時は十分に換気
してください。

最後の注意点

次亜塩素酸ナトリウム液は

人体には使用できませんので注意してくださいね。

 

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