冬こそ気を付けたい食中毒【薬剤師監修】
この記事をご覧くださり、ありがとうございます。
りぼん薬局野洲店(株式会社サンポーウェルズ)です!
食中毒は春夏のイメージがありますが、
実は、
冬こそ食中毒が起きやすい季節なのです。
そこで、冬に多い
食中毒について詳しく解説します。
食中毒の月間患者数
厚生労働省の食中毒統計資料を
見てみましょう!
2019年度の食中毒月別集計結果です。
年次 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
患者数 | 1171 | 1370 | 1990 | 1394 | 1058 | 864 | 736 | 1126 | 628 | 439 | 444 | 1798 |
やはり
12月~4月までが多いです。
食中毒予防の3原則
1.菌を付けない
【具体的な方法】
調理時の手の消毒、調理器具の洗浄、食材の取り扱いに注意。
2.菌を増やさない
【具体的な方法】
冷蔵・冷凍で菌の増殖を防ぐ。特に暖房のきいた部屋は注意。
細菌、ウイルスが好む保存環境は避ける。
3.菌をやっつける
【具体的な方法】
食材を十分過熱して細菌、ウイルスを確実に死滅させる。
2枚貝の食中毒防止 ポイント
加熱加工用の二枚貝はよく加熱して食べましょう
加熱調理用の二枚貝については、内部にまで食中毒の原因となるA型肝炎ウイルスやノロウイルスが存在するおそれがあるため、中心部まで、十分に加熱する必要があります。特に、冷凍や殻付きの二枚貝については可食部の加熱が不十分となりやすいので注意しましょう。
また、加熱調理用の二枚貝から他の加熱せずに摂取する食材や調理済み食品への交差汚染を防ぐため、
- 加熱調理用の二枚貝を触った後は、よく手を洗う必要があります。
- 加熱前後で器具(ボール等)や食器を使い分けるか、又は、その都度、洗浄・殺菌して使用する必要があります。
厚生労働省ページより引用 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
ノロウイルスの消毒方法
次のものを準備して下さい。
嘔吐物や便を片付ける場合は
①マスク、ビニール手袋を用いましょう!
②ペーパータオルなど
消毒液を浸すことができるもの
③ビニール袋など
嘔吐物や便など汚染されたものを密封する。
お肉の食中毒防止 ポイント
お肉はよく焼いて食べよう
牛や豚などは、と畜場で解体処理する過程で腸内にいる腸管出血性大腸菌やサルモネラのような病原性の細菌がお肉や内臓に付着したり、E型肝炎ウイルスなどの人に害を与えるウイルスや寄生虫に感染している場合があります。
このため、新鮮なものかどうかに関わらず、重篤な食中毒が発生する危険性があります。
また、猪や鹿などの野生鳥獣(ジビエ)では、家畜のように飼養管理されていないことから、さらに生食することは危険です。
細菌やウイルス、寄生虫は加熱により死滅します。このため、お肉やレバーなどの内臓は、よく加熱して食べましょう。
特にお子さんやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、注意が必要です。厚生労働省ページより引用 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
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