【最新】冬のかゆみ 乾燥肌
この記事をご覧くださり、ありがとうございます。
今回は、乾燥した冬に増える“乾燥肌”についての記事を書きます。
りぼん薬局野洲店では、
あなたの疑問にお答えしますので、
是非 お立ち寄りください。
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冬場の乾燥
冬場は空気が乾燥しますが、さらに暖房により家の中の空気が乾燥すると皮膚の水分が蒸発しやすくなります。
また、年齢とともに皮膚の老化が進むと、皮膚がますます乾燥しかゆみが起こりやすくなります。
加齢による乾燥
Q1:どうして、年を重ねると乾燥するの?
A1:年を重ねることにより
皮膚の表面(角質層)にある3つの機能が低下します。
・皮脂膜
・天然保湿因子
・角質細胞間脂質
このため
皮膚の水分や脂質は減り、カサカサな皮膚の状態になります。
この状態が”乾燥肌”です。
老人性乾皮症
乾皮症でも、高齢者にみられるものを特に老人性乾皮症ということがあります。加齢に伴って皮膚表面の一番外側にある角層(角質層)の保湿機能が低下し、皮膚の水分・脂分が減少してゴワゴワと固くなり、ボロボロと皮がむけたりひび割れしたりします。
特に外気が乾燥する冬の時期に、高齢者の膝から下に症状が顕著にみられ、かゆみを伴うことも。高い温度のお湯での入浴やタオルなどで肌をゴシゴシこするといった習慣が乾燥をより進行させます。
高齢者に限らず、入浴時のこすりすぎや洗浄力の高い石鹸などの使いすぎで同様の症状になり得るので、このような習慣がある人は注意が必要です。乾燥肌・乾皮症が進行すると
乾燥した状態では皮膚のバリア機能が十分働かないため、外部からの刺激を受けやすくなります。刺激によって皮膚炎・湿疹の症状があらわれ、皮脂欠乏性湿疹(乾燥性皮膚炎)という状態になります。強いかゆみや赤みがあり、かきむしることによって水ぶくれなどができる場合があります。
湿疹ができると、皮膚のターンオーバー(新陳代謝が行われる期間)が短くなります。皮膚の奥で作られた表皮の細胞は、成長しながら保湿機能を高めて皮膚の表面に移動していきますが、ターンオーバーの期間が短くなると、保湿機能が十分でないまま皮膚の一番外側まで移動することに。そのため、いっそう乾燥しやすい状態になり、このスパイラルで症状は悪化し、長引くのです。
ターンオーバーについては「<知っておきたい>「肌荒れ」の正しい知識」でも解説していますのでそちらも参考にしてみてください。乾燥肌・乾皮症の仕組み・原因
皮膚の一番外側にある角層(角質層)は、体内の水分が逃げていくのを防ぎ、同時に外部から体に有害なものが入ってくるのを防ぐバリア機能をもっています。このバリア機能が低下すると、水分が体の外に逃げやすく(=乾燥しやすく)なってしまいます。
乾燥肌・乾皮症の仕組み
- ロート製薬株式会社ページより引用 「乾燥肌・乾皮症」の原因・症状・対処法 | ロート製薬: 商品情報サイト (rohto.com)
かゆみ防止(薬以外)
Q2:どうやって、かゆみを防いだらいいの?
A2:まずは、薬を使わないでかゆみを抑える方法を伝えますね。
①湿度
暖房器具で部屋の中を温める時は、
加湿器を使って湿度を50%以上に保ってください。
②お風呂
長時間 熱い湯船につかると”脂質膜や保湿成分”が失われますので、
43度以上のお湯での長湯は避けてください。
③石鹸
石鹸で洗いすぎるのも”脂質膜や保湿成分”が失われますので、
石鹸での洗いすぎも避けてください。
かゆみ防止(薬)
かゆみが起きたら、かきむしらないように、保冷材などで冷やしてくださいね。
また、事前に
”保湿剤やステロイド”を塗るのも効果的です。
”保湿剤やステロイド剤”の相談は
皮膚科の医師又はリボン薬局にお気軽のお尋ねください。
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